土中環境を改善することによって、その土地の環境がよくなり木々が元気になり、人の健康にもつながります。
古代から続く技術で、建築や土木、造園、森づくり、いろんなことにつながっています!
今日の活動内容・敷地の表層浸透水脈づくり・植栽マウンドづくり
作業手順(表層浸透水脈)
① 溝を掘る
② 燻炭を入れる
③ 穴を溝のカーブの箇所や分岐点、水脈が詰まっていそうなところに空ける。
④ ③の穴に藁を5、6本絡めたものを入れて、地面の高さより1、2cmの高さで整えて切る。
⑤ 溝にふんわりと、しかししっかりと落ち葉を入れる。周りの盛り上がった土をやわらかく踏み固める。
そうすることによって、菌糸が土中で成長し、土が団粒化し、溝に浸み込んだ雨水が流れる水脈が土中にできる。
作業手順(植栽マウンド)
① 土を盛る
② 燻炭を混ぜて練り込む
③ 枝などの有機物を混ぜ込む
④ 枝でビーバーの巣のようにしがらみをつくる
そうすることによって、菌糸が成長し実生の木が生える素地をつくる
学んだこと
・必要な材料は極力その土地で採れるものを使う。枝、落ち葉、炭など。燻炭はもみ殻を灰にしたもの。
・自然にやさしく、人にも心地いい環境は、地上部分にも土中でも水と空気がながれているかどうかで決まる。
・枝は水が上から下に流れるように、立体的にしがらみをつくり、なじませるように入れていく。
・葉のついた枝は雨が降った時に横の土から出る泥を濾すために挿していくように入れる。
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