Regreen

Language

ビオトープづくり⑦

環境再生と新しい農のあり方と京北遊覧

この前の日曜日はまた知り合いが3人来てくれ、ビオトープのメンテナンスと裏の道の整備など環境再生を行いました!

ビオトープにはトノサマガエル(有名な高山寺の鳥獣戯画に出てくるカエル)の子どもがたくさんいたり、スイカのかわいい実が出てきたり、イネやマコモ、トマト、ヒマワリ、サトイモが大きく成長していたり、嬉しい進捗状況。

お仲間がミョウガとネギを植えてくれて、あと睡蓮と蓮も植えて、また新しい仲間が加わりました!

暑いので作業を昼で切り上げ、その後は京北を案内しました。

京北の夏の恵みの一つ、鮎の天ぷら(鮎は平安遷都から幕末まで天皇に代々献上されてきたもので、清流桂川の水と苔で育った甘くほろ苦いおいしい鮎です)とお蕎麦をいただき、その後は弓削にある聖武天皇勅願の寺であり、弓削道鏡が修行をしていたと伝わる福徳寺(昔は弓削寺という大きな寺だったそうです)、平安京造営の最高責任者であった和気清麻呂公が祭主をしていた平安京造営の本拠地になっていた山国神社、その近くにある手すりがない迫力満点の沈下橋、そして、その裏の桂川で川遊びをして、京北の隠れパワースポットとも言われる賀茂神社をご案内しました。

その後は家の縁側で恒例のお茶会。

豊かな時間になりました。

それにしても、草の成長力には驚きというか、衝撃です。
草刈りをしても、1ヶ月も経たないうちに元通り

草と闘っている時間は、特に一人でやっている時は生産的ではないので、どうにかしたいもの。
ソバは草の成長スピードよりも早く成長してくれるので、ソバ畑は今のところその効果が出てきています!

ビオトープでは、トマトとパプリカも収穫しました。

作物を育てて収穫するのは実は今年が人生初めての経験ですが、土と水の力か、手伝ってくれている方々の力か、とてもおいしくできています!

この前、新しい農業のあり方を実践している人たちの集まりでビオトープとソバ畑について発表させていただきましたが、農薬もやらず、自然の力で多品種栽培して、たくさんの生きものの住処もつくって、獣害対策をしなくても獣害にあっていないという最先端の事例として興味をもっていただけました。

農業を勉強したわけでも、特につくり方を調べたわけでもなく、土地を読んで、勘と想いでできることをしてきたまでですが

林業も同じだと思いますが、一種類のものを大量生産する時代から、これからは自然の力でなるべく手間をかけずに、必要なものをつくりながら、人間以外の生きものや自然環境を含めて健全な関係性の環境をつくっていく時代だと思います。多様性が宇宙の法則の一つでもありますし。

(それだけで生活していこうとすると必ずしもそうではないでしょうけど)

その一つのモデルになればと思い、ビオトープをつくってきました。まだつくり始めて2ヶ月ちょいですが、多くの人に驚かれます。これもご協力いただいている方々のおかげです!

これからも進化していくと思いますので、ご興味ある方はぜひ身体を動かしに京北に来てください!

 

Related Articles