昨日、尊敬する知り合いの茅葺き職人さんに連絡をしたら、今近所の茅葺屋根にいるということで、直接聴きに行こうと思ったら、屋根の葺き替えをしていて、施主の方に手伝ってくれと頼まれ、急遽、葺き替えを手伝うことに。

遠い先祖がつくった八幡神社の系列の地元の八幡宮（奈良時代の孝謙天皇の勅願）の鳥居の横にあるお宅で、これもご縁かと思い手伝うことになりました笑

ちなみに日本全国に神社は約11万社、そのうち八幡神社は約4万社で最多、次は約3万社の稲荷神社だそうです。

炎天下の中の屋根での作業は大変ですが、施主の方にも喜んでいただけ、職人さんといろいろと話もでき、学びも多く、施主の方の話からもいろいろと地域の歴史に関する勉強にもなり、身体も動かせて、いい副業かもしれません。

時々、誤解されることもあるのですが、自分は今まで茅葺きの研究と設計をしてきた身で、職人ではないので、葺き替えの作業自体はまだまだですが、去年、御殿場でやった研修が少し役に立ったかもしれません。

茅葺屋根がある地域に一人くらい、こうした人材がいるといいのかもしれないと職人さんと話していました。

今日は作業後に屋根から降ろした古茅をためる枠もつくりました。
古茅からは驚くほどたくさんのカブトムシがわきます。
いつかつくりたいと思っていた、子どもたちが喜ぶムシムシパークが思ったよりも早く、家の仲間に入りました笑