土蔵再生ワークショップ in 久米南町
ゴールデンウィークは、京都の弓削から岡山の弓削へ移動し(出発点と行き先が同じ地名でちょっとびっくり)、パーマカルチャーセンター上籾の土蔵再生ワークショップに誘ってもらい参加してきました。
土蔵をジャッキアップして、土台を交換し、ジャッキダウン、竹と縄で下地づくり。そこから大人の泥遊び。泥まんじゅうを土蔵の下地に投げつけて壁をつくっていきました。
土を触るのは楽しいし、泥ボールをみんなで投げ合ってパスさせていくのはなんだか部活みたいでおもしろかった笑
土をつけていったら、中まで入るように竹でついて、厚みと表面を整えました。巨大な陶芸をつくっているかのようでした笑
なんと言っても絶景の中で、いろんなところから集まったおもしろい人たちと触れ合いながら、おいしい空気を吸って、地産地消のおいしいご飯を食べてとても楽しかったです!
久々にこんなに身体を動かして少し疲れも出ましたが、いのちのリフレッシュにもなりました
木、竹、縄、土など、地産地消の材料で手作りでつくることで愛着がわき、きっと100年後の世代に受け継がれていくことでしょう!
論文で書いたような、自然と地域とともにあり、愛される建築のあり方についても、改めて自分自身の身体と心と頭を使って実体験することができ、大きな学びにもなりました!
覆いの中で技術者だけでつくる建築のあり方ではなく、使い手が自ら、みんなで楽しくワイワイと建築をつくるあり方。
昔はこれが当たり前の姿だったのだと思います。そうすると、楽しみながら、自然と本質に近づくし、愛着がわくし、長くもたせようとするし、基本的に周辺で採れる材料でつくることになるし…
今さかんに言われてる持続可能性のようなことはとっくの昔にやられてきたと改めて体感しました
センターでの暮らしも、食べ物は野菜や米などほとんどが自給、資源はなるべく再利用、ゴミがほとんど出なく、水は山水を使い、洗剤も使わない生活のあり方でした。
暮らし方も勉強になりました!
清々しい天気の中、センターと参加者のみなさんの笑顔も素敵でした!
みなさん、ありがとうございました!!