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日本の根幹をつくった飛鳥

今日は終戦記念日ですね。

75年経ちますが、いまだに敗戦の歴史が続いていますね。高校時代に戦争についてめっちゃ調べていたことを思い出します。9.11で始まり、イラク戦争があり、ドイツにも行き戦争について考えさせられた高校時代。高専の卒業設計は平和記念館でした。

今日は日本が日本という国として固めた土地である飛鳥を訪問。何度訪れても心落ち着きます。

大化の改新、白村江の戦いの後、古事記や日本書紀、律令、都づくり、伊勢神宮など、今に続く国の根幹が築かれていきました。ここに都が置かれていた飛鳥時代、天智天皇2年(663年)8月27日、28日、白村江の戦いの後と太平洋戦争の後は同じような歴史が重なることを思います。百済とのゆかりの深さと中国との関係も。この数万年の間にいろんな時に、いろんな国から、いろんな人たちが入ってきて、国をつくってきたことを思います。飛鳥時代は日本の歴史上、最も国際色豊かな時代の一つ。中国、朝鮮はもちろん、中央アジア、西アジアとの交易もさかんで、国づくりや文化、宗教にも反映されていました。

この75年、日本は日本らしさを失ってしまったように思えます。日本は現存する世界最古の国として、世界の枠組みを理解しつつも、もっと、その縄文時代から続く、持続可能な社会づくりの蓄積や智慧を世界に発信していくべきなんじゃないかと思う今日この頃。世界のためになることを率先してやることができる国でもあるし、やる必要のある国だと思います。それが国の豊かさにもつながるはず。

令和の時代の大いなる和と書いて、大和の国なのだから

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