清水寺に朝散歩人がほとんどいない時間にゆっくり拝観すると、いつもは気づかないことに気づく。
京都を代表する観光地として有名だけど、ここはもともと蝦夷を平定し、その敵将を守ろうとし、平安京を死後も守っている坂上田村麻呂が建立した祈りの場。初めて訪れたのは高校2年生の頃だった。その時は無邪気にまわっていた。清水寺も平安京も1200年続いているのは、信仰心が核になっているからだろうか。今は経済、効率などの信仰心ばかり…
お盆に飛鳥、奈良、京都の先祖の墓参りにまわった。先祖が国体をつくり、都をつくり、守り、千年以上続くものをつくってきたことを考えると、今の社会がものごとを考えるスパンは悲しくも短い…日本らしさがない。人にとっても、自然にとっても、地域にとっても、社会にとっても、健康的で平安な循環が続く建築都市、仕組みのある、現代の、第二の平安京を世界中につくれないか。最近焦りながらもそんなことを考えている。
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