最近、伊勢神宮の式年遷宮を切り口に日本の自然との共生してきた文化と歴史の貴重さとこれからの可能性を美しい映像でとらえた「うみやまあひだ」という映画がああります。

そのプロデューサーや監督たちが語っている記事と映像(ページの下に映像があります。こちらの方がわかりやすいかな)があります。これからの世界を考えていく上で、この記事はとても参考になりますので、ぜひ!
https://nextwisdom.org/article/1418/
個人的にはコロナでも露呈しましたが、都市に過密して消費を繰り返すことを助長させる社会の仕組みは人間のみならず自然界にも害になり、地球の自浄作用が災害やウィルスという形で表面化しているものだと思います。東北大震災からちょうど10年。もっと変わっていてもおかしくないのに、逆に自然と対峙してしまった日本社会に向かっている気もします。そこに我慢できなくなったようにコロナウィルスが世界的に広まり、日本でもだんだんと東京一極集中から地方の自然豊かな場所でゆっくりと仕事をしたり生活を楽しもうという人が増えています。
自然との共生とはまだ遠いかもしれませんが、縄文時代から先人は自然の一部として自然とともに文明、文化を築いてきたのですから、現代でも、必ず人と自然のいい循環のある、しかも豊かで楽しく生活ができる文明のあり方が築けるはずです。
人間はどこまでいっても、自然の一部。生かし生かされている存在。人の心身の健康、資源の循環、いのちの循環、地域経済の循環、国の経済の循環、世界の経済の循環は、自然に大きな源があると思います。個人的にも、これから、自然と共生して、人の健康、地域の循環、自然の循環を再生、促進できるまちづくりや建築、都市のデザイン、プログラムづくりをやっていきたいと思います。

0件のコメント