外からの視点によって、その土地が醸成してきた文化、人々の営み、環境本来の価値を可視化、言語化する。
その土地本来の環境には、長い年月をかけて、愛着をもって、自然と共生しながら醸成させてきた精神性や文化、営み、技術が込められている。
東京大学大学院工学系研究科建築学専攻提出論文
日本語タイトル「山国地域の茅葺きにみる持続的地域環境形成の可能性」
英語タイトル「The Possibilities of Sustainable Landscape Observed through the Thatched Roofing in Yamaguni Region, Kyoto」
京都の里山である京北、美山を拠点に、森、里、川、都、海までつながりながら、自然環境、生態系、地域資源、人々の営み、物流、地域間交流、文化、歴史、民間信仰、政治、経済活動などによって持続的に醸成されてきた地域環境の象徴として茅葺屋根の研究を行った。
住宅スケールと地域スケールを比較し、様々な関係性の中でつくられてきた茅葺屋根に新たな価値を見出し、進化させることで、逆説的に持続的な地域環境をつくることができることが明らかになった。
本論
https://drive.google.com/file/d/1_zWNsuCxvL8Os2JqTRhKbESxnSjYfNoN/view?usp=sharing
梗概
https://drive.google.com/file/d/1uMz68PWp5p3l0Zm5Bch5Yl13pxmFpYXR/view?usp=sharing
明治大学建築学科での講義